後厄女の不健康日記

人間ドックの再検査で膵粘液性嚢胞腫瘍(MCN)が見つかったアラサーです

結果発表~~!と、手術前の検査その②

1週間前の5月13日に大腸カメラを受け、

本日、5月20日に、これまでの検査を踏まえた結果説明を聞きに行ってきました!

 

1週間前までは、手術前の検査その②ということで、大腸カメラのこと面白おかしくレポートしちゃうもんね~♪

なんて意気込んでいた私ですが、いざ検査が終わり、後は1週間後に結果説明を聞きに行くのみとなった瞬間

如何ともし難い恐怖が襲ってきたんですよね。こんな気持ちになるなんて。

 

「実はMCNじゃなくて、もっと悪いなにかだったらどうしよう。」

膵臓以外にもなにか問題が見つかったらどうしよう。」

 

病気らしい病気が初めてということもあり、

結果説明までの1週間というもの、この見えない「なにか」は波のように何度もやってきては、

その度に胸の奥のほうをギュムと鷲掴みにされるような嫌な感覚を味わっていました。

 

健診でも何でも、結果待ちの方は皆さんこんな気持ちなんですよね。

程度はどうあれ。怖いですわ"(-""-)"

 

予約票に書いてある「次回結果説明があります。ご家族の方も一緒に来てください。」

ご家族の方も一緒に来てください。

ご家族の方も一緒に来てください。

ご家族の方も一緒に来てください。

定型文なのに、なんか意味深に見えちゃったり。

自分よどんだけナイーブなんだ。

 

ナイーブついでに

誰しも生まれた時から死に向かってゆっくりと歩いているという表現はよく聞きますが、

本当にそれはゆっくりなんだろうか?

今いる場所からは見えないほどずーーーーっと先でゴールテープを持って立っていると思ってた人が、

急にすごいスピードで向こうからこっちに走ってきているのでは・・・

みたいなことを妄想してはまんじりともせずに居ました。

本当に、どんだけナイーブなんだ。

 

といった具合で、割と情緒不安定に毎日薄氷ふみふみしていたのですが。

 

結果は、検査前から言われていた通りMCN(粘液性嚢胞腫瘍)で間違いないだろうとのことでした。

膵体尾部に大きさは4~5センチ。

大きさや形状からも、まさにサトウの鏡餅に付いてるミカンの小飾りですな。

良性or悪性は、取り出してみないと分からないとのこと。

 

MCNと確定したからには、手術は必須。

今はおとなしくしていても、いつ悪さを始めるか分かりませんからね!

先生に腹腔鏡手術の可能性も伺ったのですが、

手術中に嚢胞が破れて体内に膿が散ってしまったら目も当てられない状況になってしまうとのことで、開腹推しでした。

他のMCNブログを覗いても、ほとんどの方が開腹手術みたいですしねぇ。

 

私は、手術は他の病院で受けることにしたので、本日は紹介状を頂いて終了。

 

次回以降は、人生初の大腸カメラにも触れつつ(ポリープ見つかりました!)

ちょこちょこと進捗を更新していければと思います。

 

では、皆様の健康を祈って次回に続きます!

 

 

 

手術前の検査その①

本日は事前検査その①ということで、

・レントゲン 

・心臓エコー 

MRI

上記3つの検査を受けてきました。

 

レントゲンと心臓エコーは2秒で済んだのですが(実際は、各5分・15分ほどです。)

ここまではオーバーチュア。

 

本日の記事のビッグナンバーを飾るのがMRIです。我が人生初のMRI

今回はMCNの術前検査なので、膵臓・肝臓・胆嚢を重点的に撮っていただきます。

 

これまでは、CTとMRIの違いも良く分かっていなかった私ですが(今でも理解したとは言い難い)、

実は先日、別検査でCTについては履修済み。着々と経験値上がってますね。

CTのエンジン音を思わせる騒音に「私はこのまま機械ごと離陸してしまうのでは?」と震えた思い出。

CT検査時に投与された造影剤に股間を熱くした記憶についてはまた機会があれば書きたいと思います。

 

話をMRIに戻しまして、

まずは小部屋でお着替え。磁気に反応する物はアクセサリーや小さなヘアピンなども全て取ります。

私は両奥歯にインプラントが入っているのですが、

かかりつけの歯科医院に事前確認したところ、「問題なし、GO。」とのことでした。

MRIに不向きな磁石を使ったインプラント義歯などもあるそうなので、要個別確認ですね!

 

その後、MRIの写りを良くするためのお薬を飲んでしばし待機。

ほとんど無味無臭のお水のようでしたが、量はたっぷりコップ2杯ほどありました。

 

検査室に入り、技師さんの優しい手ほどきを受けつつ仰向けに横たわる。

検査が始まる前に、閉所恐怖症について確認されました。

普段自覚がなくても、入ってみて初めて閉所恐怖症が発覚する方も少なからずいらっしゃるのだとか。

 

手には、念のための先生お呼び出しブザーを握り、

耳には、ヘッドフォンを装着して頂きMRIもかなりうるさいのだそう。私、また離陸しちゃうのか?)

 

     パーフェクトスタイルにて、満を持してピットイン!

 

なるほど、中は日焼けマシンのような?超々狭小カプセルホテルのような感じです。

迫りくる壁に天井。カイジに出てくる地下の5段ベッドもこんな感じの圧なのかしら?

5段ベッドと違うのは、身体の両サイドから常にそよそよ冷風がふいてきて、

まぁ、快適ということです。

 

ただやはり騒音は凄かった。

分かる人には分かる表現になってしまいますが、

ガー‥ガガ ピガガ… ガガガ…ピーガー‥‥
ガガピガ‥ ピガガ ガガガ…ピー‥ガー‥
ガー‥ガガ ピガガ ガガガ…ピー‥ガーーーー
…ガガピガ ピガガ ガガガーピーガーー…‥ 

です。

コピー機の中の人ってこんな感じ??などと考えつつ。

コピー機の中の人とは。

確かに、狭い中でこの騒音は、ヘッドフォンが無かったら結構しんどかったかも。

さながらスタバなカフェジャズで気が紛れましたし、BGMって大切ですね!!!

 

やることはCTと同じく、聞こえてくる指示通りに

深呼吸→息を止めて(15~20秒くらい)→楽にして

の繰り返しで、全部で30分ほどの検査でした。

 

途中、所々ほんわか温かかったような気がしたのですが、

技師さん曰く何やら電子レンジと似た仕組みがあるとのことで

特に低体重の人は、熱さを感じてしまうことがあるそうです。

 

 

そう言えば、着ていたキャミソールのアジャスター、実は金具だったのでは?

と終了後に気が付きましたが、まぁ問題なく終了したということで。

 

かくして私も無事MRI履修済みとなり、

次回の検査では大腸カメラを初体験です。個人的に第1の山場です。

ある意味なかなか香り高い内容となりそうですが、

人生何事も経験あるのみですよね!ヘッ!

本当は凄い憂鬱。。。

 

では、皆様の健康を祈って次回に続きます。